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授業デザインとシラバス作成(チャプター4)
講師:串本 剛(東北大学)
実施日:2016.08.25 全86分 視聴数:1685回
講義の概要
シラバスの作成は,今日ではほとんどの大学教員に求められる事柄となっていますが,その必要性がいまひとつ 自覚できない,あるいは本来の機能が十分に活かせていないと感じる,という方も少なくないと思います。本動画では、シラバスの数ある機能のうちでも,特に授業デザインの小道具としての側面に注目し,1 学期(15 回)を通して展開される授業について,教育目標・教育学習活動・学習成果の把握を構造化することの重要性を学びます。
本セミナーは2012年から継続し,好評をいただいております。この度は2016年に実施したセミナーの内容にリニューアルして公開します。
講演中に使用されているワークシートや参考資料は<a href="http://www.ihe.tohoku.ac.jp/CPD/wp/wp-content/uploads/2017/06/WorkSheet.pdf">【こちら(PDF)】</a>からダウンロードできます。印刷して,演習を実施しながら受講することをおすすめします。
チャプター4:演習②
チャプター4では、ワークシートを使った演習に、個人やグループで取り組みます。
ワークシートを使い、成績評価の構造を確認します。
自分のシラバスに書いてある成績評価方法の配点と、ワークシート上の配点とを比較し、ずれがないか、ずれがある場合はその理由を考えましょう。
次に、rubric作成ワークシートを使い、rubricを作成してみます。課題(目標)を規準に記入し、観点(どういう評価方法を使うか)、評価水準(点数や秀優良可など)を記入します。
個人での作業が終わったら、グループ内で発表し共有しましょう。rubricの出来具合いについても検討し合いましょう。
なお、rubricは必須ではありません。自分の採点業務や成績評価に有効と思われる場合に活用してください。
カテゴリ: 高等教育リテラシー形成