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エンロールメント・マネジメントをどのように捉え、どのように進めるか(チャプター1)
講師:嶌田 敏行(茨城大学)
実施日:2019.09.06 全37分 視聴数:10015回
講義の概要
エンロールメント・マネジメントとは、学生の入学前から卒業後までの一連の学びの実態を把握し、支援へと結びつける米国の大学で生まれた学生マネジメント手法の一つです。本セミナーでは、米国のエンロールメント・マネジメントモデルを概説し、日本の大学において、入口から出口までをどのように追っていけばよいかなどについて事例データを見つめながら、参加者とともに学んで行きます。
チャプター1:EMの概要と米国におけるEM
チャプター1では、エンロールメント・マネジメントとは何か、なぜそれが必要なのかを述べています。
エンロールメント・マネジメント(EM)とは、学生の入学前から卒業後までの一連の学びの実態を把握し支援へと結びつける学生マネジメントの手法です。
アメリカでは、高等教育を自己投資と捉え、学生の多くが学費を自分で負担しています。教育効果が認められないと判断した場合は他大学に移ってしまうこともあるため、入学した学生が翌年も在籍しているとは限りません。大学を維持するためにも、適切な学生を獲得し、いかに辞めさせずに卒業させるかが重要であり、そこにIRが発達してきた背景があります。学生の入学から継続在学率、そして卒業までを適切に見て対応していく必要があるのです。
カテゴリ: マネジメント力形成